副作用が悪化する危険性もある!?葉酸サプリと相性の悪い薬とは


葉酸サプリを飲むときには、いくつか注意しなければならないことがあります。飲みすぎはもちろん、薬との飲み合わせにも注意を払わなければなりません。

場合によっては薬の効きが悪くなったり、葉酸の働きが弱まったりしてしまうのです。

この記事では葉酸と相性の悪い薬をご紹介いたしますので、参考にして頂ければと思います。

葉酸と相性の悪い薬は?


葉酸と相性の悪い薬は、抗がん剤や抗マラリア剤、バルビツール(睡眠薬)等々、いくつもあります。以下でひとつずつ見ていきましょう。

メトトレキサート(抗がん剤)

ガン、悪性腫瘍とは、簡単に言えば、コントロールの利かなくなった細胞のことです。

栄養を無制限に吸収しながら増殖し、放っておくと全身に転移して、多数の臓器を機能不全に陥らせます。悪性の細胞、腫瘍が増殖することによって、人の体はだんだんと死に近づいていくわけです。

葉酸は細胞の分裂、再生を助ける働きがありますから、葉酸の活性化を阻害するメトトレキサートと正反対の性質を持つと言えるでしょう。

したがって、抗がん剤を飲んでいる方が葉酸サプリを飲むと、結果的に薬の効果を弱めてしまう可能性がありますので、がん治療中の方は、葉酸サプリを飲むのは控えたほうがいいですね。

フルオロウラシル、カペシタビン(抗腫瘍薬)

こちらもガンの治療に用いられる薬です。葉酸の働きを弱めるわけではありませんが、葉酸によって副作用が増大する恐れがあります。

主な副作用は、フルオロウラシルが下痢、出血性腸炎等で、カペシタビンが手足の痺れ、吐き気、嘔吐、発熱等です。これらの薬を服用されている方は、葉酸サプリを飲むのは控えたほうがよいでしょう。

トリメトプリム(合成抗菌薬)

トリメトプリムは尿路感染症に用いられる薬です。この薬には、葉酸を体内で働かせるジヒドロ葉酸還元酵素を抑制するという特徴があります。

葉酸サプリとは相性が悪いといってよいでしょう。

ピリメタミン (抗マラリヤ薬)

ハマダラカという蚊を感染経路とするマラリア治療に用いられるピリメタミンは、葉酸還元酵素の活動を低下させます。

これも葉酸との相性は悪いです。

コレスチラミン、コレスチポル(胆汁酸吸収剤)

コレスチラミン、コレスチポルは血中のコレステロールを低下させる薬です。

動脈硬化、心筋梗塞のリスクを低くする薬だと考えていただければよいでしょう。コレスチラミン、コレスチポルはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、そして葉酸、この5つの栄養素の吸収を阻害する働きを持ちますので、葉酸サプリだけでなく、マルチビタミン等のサプリとも相性が悪いと言えるでしょう。

バルビツール(睡眠薬)

バルビツールは葉酸還元酵素を抑制させることで、葉酸の効果を低下させる恐れがあります。

クロラムフェニコール(抗生物質)

細菌やウィルスによる感染症の治療に用いられる薬です。バルビツールと同じく、葉酸還元酵素を抑制する働きを持ちます。

ピル(経口避妊薬)

ピルを服用されている方は、腸で葉酸が吸収されにくい状態にあり、葉酸不足に陥ってしまう恐れがあります。

サプリメント等で摂取したとしても、吸収率が低いので、葉酸サプリとは相性が悪いといえるでしょう。

ちなみに、ピルをやめた直後に妊活をスタートさせるのは、やめたほうがいいです。葉酸が不足している状態で妊娠すると、胎児の脳や脊髄の発達に葉酸が関与できないことから、神経管閉鎖障害のリスクが高まります。

ピルをやめて、サプリメント等でしっかりと葉酸を補給し、その生活を1ヶ月ほど続けてから妊活をスタートさせるのがベストです。

アスピリン(解熱鎮痛剤)

アスピリンは葉酸を不活性化させてしまいます。妊娠中の頭痛、発熱に対し安易に薬を使うことは避けたほうがよいでしょう。

以上、葉酸と相性の悪い薬をご紹介いたしました。

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